ゆとり世代による中二病な現代詩~剣と魔法と錬金術詩~

ゆとり世代の管理人が学生時代に書いた中二病な詩を社会人となった今振り返る期間限定ブログです。

おとぎの世界

嵐を切り裂く光の緑龍
闇にうごめく無音の天使
鋭く光る瞳の強さを
炎の秤が示してる

ドレミの精の卓上パレード 
くるくる回るエルフたち
夢に輝く魔法の強さを
杖の光が示してる

ほら、あなたも目を凝らそう
大人も夢の世界を見よう

日本の空気を欧米で
缶に詰めて売ってる魔術師
フランスの水をボトルに詰めて
日本で売ってるコロボックル

 ん?まだまだ現実的だ
おとぎの世界に近づこう

紙を刷ってお金を生み出す
現代社会の錬金術師
宇宙の石を機械に埋め込み
空気を美化するドーワーフ

目を良く凝らして見てみよう
耳を澄まして感じよう
ちょっと奇抜なスパイスが
この世界にはあふれているんだ

 

☆分析・解説

この詩は高校生の時に書いた詩です。
ブログの題名的にもちょうどよかったので初投稿にふさわしいと思い記載しました。

おとぎの世界へといざなうと言いつつ、現実から抜け出せない私の詩のスタイルをバカにした自虐ネタの詩です。
使いたい言葉と現実のネタを組み合わせた言葉遊びですね。

この詩は考えながら楽しんで書いたんだろうと思います。
確か、部活の時に買ったミネラルウォーターを見て、ふと思い浮かんだ詩だったと記憶しています。
現代社会はさまざまな魔法であふれていますよね。